雪蔵仕込み!雪蔵今摺米(新潟県奥阿賀産)美味しさの秘密を教えます!
お米場田心の美味しいお米と言えば『雪蔵今摺米』。
『雪蔵今摺米』と書いて『ゆきぐらいまずりまい』と読みます。
都内百貨店にあるお米場田心の直営店で見たり、オンラインショップを見ていただいた方は、『黒いパッケージのお米』でなんとなくご存じかもしれません。
雪蔵今摺米が作られている産地は新潟県奥阿賀という福島県の県境に接する場所。
美味しいお米が作れる条件と言われる『綺麗な水』『昼夜の寒暖差』の好条件が揃う山間部で育ったお米です。
産地のみならず、生産者やお米の保管方法までもこだわりが詰まった、知る人ぞ知る美味しいお米、雪蔵今摺米。
美味しさの秘密をご紹介いたします。
雪蔵今摺米とは
一言で言うと、お米場田心の運営会社である越後ファームの生産部が新潟県奥阿賀で栽培しているお米です。
はたまた、お米場田心と言えばお米のギフト!このお米のギフトに使用している新潟県奥阿賀産のお米を食べて美味しさを知ったお客様より、【また食べたいので購入できますか?】とお問い合わせが来る率No.1のお米。お米と言えば魚沼産コシヒカリという方も多くいらっしゃいますが、魚沼産おり美味しいコシヒカリだった!とお取り寄せを希望されるお客様が多いお米です。
新潟県産コシヒカリならではの粘りと甘みのバランスが良く、硬めごはんが好きな方も柔らかめごはんが好きな方でも美味しくお召し上がりいただくことができます。
この美味しさの秘密は、なんといっても本当に美味しいお米を作るのに必要不可欠な環境条件、栽培や保管を実践しているから。
ほぼ毎日口にする食べ物だからこそ、お米場田心では安全で美味しく、最良な状態でお客様のもとへお届けすることを1番に考えています。
- 雪蔵今摺米のこだわりポイントは3点・お米場田心の運営会社・越後ファームの社員(生産部)が作るお米
・新潟県阿賀町というお米作りに最適な環境で作るお米
・収穫したお米は自社工場にて精米するまで丁寧に籾にて保管
▼雪蔵今摺米|お米場田心オンラインショップ
■雪蔵今摺り米|こしひかり
■雪蔵今摺り米|ミルキークイーン
■雪蔵今摺り米|新之助
新潟県奥阿賀地区で栽培
新潟県の米どころと言えば『魚沼(南魚沼・十日町)』『岩船』『佐渡』等が有名な産地ですが、雪蔵今摺米が作られている新潟県『奥阿賀』もお米作りをする上で非常に好条件が揃った産地と言える場所です。
奥阿賀地区とは新潟県東部の山間地域。人口は約1万人。
新潟県新潟市から東へ磐越自動車道で約35分(津川インター下車)、一般国道49号では約60分で町の中心部に到達する距離にあり、町の東側は福島県の県境と接しています。奥阿賀のある阿賀町は福島県会津若松寄りに位置する場所。
きつねの嫁入り行列、SLばんえつ物語号の路線地や温泉地などとしても人気ですが、新潟県の各地域有名な産地に負けず劣らぬ、山間部特有の厳しい寒暖の差と雪解け水が注がれる棚田が多いことから日照条件が良く、この奥阿賀もお米の名産地として知られています。
田んぼ
雪蔵今摺米が作られる奥阿賀の田んぼの特徴は、なんといっても小ささ。大きさ!ではなく小ささです。
新潟市内や南魚沼を車や電車で通ると広大な面積の田んぼが広がっているのを目にします。
しかしながら阿賀町の田んぼは、あたりが見渡せるほどの小さな田んぼが多く、雪蔵今摺米はそんな小さな田んぼで栽培しているのです。
小さな田んぼでお米作りをすることで、何より目の行き届いた生産管理ができます。お米作りには生産者の観察力が大切と言われており、農薬や肥料に頼るだけでなく、毎日田んぼに出向き稲を観察。お米が今何を必要としているかを見極め、肥料の量を調整したり水の状態を見極めることが美味しいお米作りにつながると言われています。
その他にも、小さな田んぼだからこそ立派な棚田になっており美味しいお米作りに必要な太陽の恵みを存分に浴びる事が出来るのも小さな田んぼのメリットです。
平野部が少ない山間部での栽培の為、平野部に比べて非常にお米を作るのに手間がかかりますが、その手間がかかった分、より美味しいお米が育ちます。
水
雪蔵今摺米の栽培で使用しているお水は奥阿賀の山々から流れ出る雪解け水を使用しています。この雪解け水は、生活排水ではないので非常に綺麗な自然の清らかな湧水。四季を通じて水量、水質とも安定しており、地域住民の飲用としても親しまれています。
周辺の山林はほとんど開発されていない状態であり、それによって現在の湧水が保たれてきました。
奥阿賀内には200以上の湧水ポイントがあり、その清らかな水が美味しい米づくりに欠かせません。これまでたくさんの生産者さんにお話を伺ったところ、美味しいお米を作るには『綺麗な水が田んぼに流れるところで育てる事が1番大切』という生産者さんがほとんど。
雪蔵今摺米を育てるには、キリッと冷たくそのまま飲んでもびっくりするほど美味しい水が使われているのです。
寒暖差
阿賀町は昼夜の寒暖差が激しく、お米に旨みがしっかり届くお米作りに最適な場所です。
お米を作るのに昼夜の寒暖差はとても大切な条件のひとつ。
稲は、日中にたっぷり暖かい陽射しを受けて光合成しデンプンを作ります。
夜の気温が一気に低くなり寒くなれば寒いほどそのデンプンが消費されにくいため、お米の中にデンプンが多く残ります。このデンプンが甘みや旨みとなり美味しいお米ができるのです。
雪蔵今摺米の生産者は越後ファーム
雪蔵今摺米シリーズを栽培しているのは、お米場田心を運営している会社、越後ファームの生産部。
我々越後ファームは全国各地の生産者さんのお米の販売だけでなく、生産部がありこだわりのお米を作っています。それが雪蔵今摺米なのです。
新潟県奥阿賀の山間部にて生産部長の若月さんをはじめ3名で米作りをしています。
生産における効率や収穫量も大切だが、何より品質重視の米作りを行っており、熊が出るような山奥の田んぼにもほぼ毎日通い稲・お米の状態を隅々まで観察。
減農薬で栽培をしているため、山間部で育てるお米は病気になりやすいがこだわりを持って毎年生産をしています。
数年前からは福島県の産廃業者の力を借りて学校給食やスーパーなどの食料残渣をコンポスト化。お米場田心のお米を自社工場で精米する際に出るお米の生ぬかを配合した肥料を雪蔵今摺米に使用し、環境にも優しい循環型栽培を実施しています。
米ぬかの使用により、雪蔵今摺米は甘いお米に育ちます。
お米は精米するまで雪蔵で保管
約半年手間ひまかけ、丁寧に育てたお米は、ゆっくり低温で乾燥させた後お米場田心の【雪蔵】と言われる保管場所で大切に保管しております。
雪蔵(ゆきぐら)とは
約600トンもの天然の雪を入れた倉庫に隣接している玄米を保管するお米の倉庫のこと。雪蔵に保管されている全てのお米は、雪を入れた倉庫内の冷気に包まれて玄米の状態で保管されています。
お米屋さんは、機械冷蔵庫や冷房を使用した冷暗所にお米を保管するのが一般的と言われている中、お米場田心では倉庫内を機械的に適温にするわけではなく、雪国・新潟ならではの天然雪の力を借りたエコな保管方法をしているのです。
この雪蔵はお米にとって快適な室温湿度(温度:14℃・湿度:70%)を1年間365日常にキープしています。
このことから、お米は乾燥しづらく、夏場に多い虫の発生も抑制できます。
生産者さんが育ててくださったお米のベストな味を、1年間変わることなく、自信を持ってお客様にお届けすることができるのです。
雪蔵今摺り米は玄米の状態で保管ではなく、【籾】の状態で保管
更に雪蔵今摺り米はお客様のご注文を頂き、精米するまで【籾】の状態で保管をしています。
【籾】とはお米が田んぼで収穫された状態の稲からお米を取った状態のこと。
玄米になる手前の状態を【籾】と言います。
一般的なお米屋さんでのお米の保管方法は【玄米】。
【籾】での保管は倉庫の場所を必要としますし、精米する際にわざわざ籾を外して玄米の状態にする【籾摺り作業】をするのは大変な事。
お米場田心では、どうすればお客様に1年間安定した美味しさをお届けできるか考えた答えが【籾保管】だったのです。
籾の状態で保管したお米は1年間中のお米が守られた状態を維持するため、乾燥や味落ちを防ぐ事が出来ます。
雪蔵今摺米は雪蔵にて籾の状態で保管することで、お米にとってストレスが無く美味しい状態を保持する期間が長いのです。
お客様にお届けする際は、籾の状態から精米をいたします。
鮮度をしっかり保ち、新米のようなみずみずしさと風味豊かな美味しさを1年中お楽しみくださいませ。
魚沼こしひかり・十日町こしひかりと何が違う?
日本一のブランド米とうたわれるお米「魚沼産のコシヒカリ」。粘りが強く甘みたっぷり。「魚沼産コシヒカリ」は特に甘みや粘りの評価が高く、日本一の美味しさとうたわれるようになりました。
新潟県のコシヒカリでは十日町産も有名な産地のひとつです。もっちりした弾力性と甘く豊かな味わいと言われています。
そんな米どころの魚沼産・十日町産に負けないほど美味しいお米が作られるのが新潟県阿賀町。
その美味しさの秘密は新潟県阿賀町の小さな面積の田んぼ、山間部特有の寒暖差や山々から湧き出る清水により、お米本来の甘み・旨み・香りが引き立つ美味しさをお楽しみいただけるお米に育ちます。 魚沼や十日町などの平野部ではない山間部奈良ではの、山から均一に流れ出る雪解け水と、日中の日照りが良好な土壌で育ったお米は一粒一粒にたっぷりの甘みが詰まった味わいで、一度食べたら忘れられないお味です。
おすすめの炊き方
丁寧な炊き方はもちろんですが、いつも通り炊いてください。
逆にいつも通り炊くと、普段召し上がっているお米との差を感じていただきやすいと思います。
とは言え、少しのてまひまでぐっと美味しさが増すポイントが3点あります。
美味しく炊くポイント3点
・お米に吸わす1番初めのお水は浄水・ミネラルウォーターをご使用ください。
・洗米時はガシャガシャ洗わずお水の中でお米を泳がせるように優しく洗いましょう。力強く洗ってしまうとお米が割れてしまい炊き上がりの良さに差が出ます。
・お米を洗った後は、たっぷりの綺麗なお水に浸水30分以上。お米の芯までしっかりお水を吸わせることが大切です。
お米場田心がおすすめするおすすめの炊き方はこちらをご覧ください。
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おすすめの食べ方
生産部若月さん曰くこんな食べ方がおすすめ!
山で育ったお米はおにぎりが最高! お米が冷めたころに威力を発揮し、ふっくらもっちりが持続され、少しのお塩やおかずで更にお米の甘さを楽しむ事が出来ます。
冷めてもふっくらもっちりという観点から、お弁当にも最適! 特にこしひかり・ミルキークイーンはリッチなもっちり食感で冷たいご飯のままでも美味しいです。
・雪蔵今摺米は3品種ございます
雪蔵今摺米には3種類ございます。
品種によって特徴が異なるため、お好きな品種を見つけてみてください★
お米場田心では贅沢に2種を食べ比べできる2㎏×2個のセットも人気の量目となっております。
雪蔵今摺米・こしひかり
越後ファームがお届けする雪蔵今摺米(ゆきぐらいまずりまい)のコシヒカリ。新潟県奥阿賀で山間地特有の寒暖差を活かし、生活排…
1番人気のコシヒカリ。
誰もが知っている品種ですが、雪蔵今摺米こしひかりはビックリするほどの甘みと程よい粘りが美味しいコシヒカリです。
お米場田心と言えばこのこしひかり。田心ビギナーさんや、お米のギフトに迷っている方におすすめです。
雪蔵今摺米・ミルキークイーン
越後ファームがお届けする雪蔵今摺米(ゆきぐらいまずりまい)のミルキークイーン。新潟県奥阿賀で山間地特有の寒暖差を活かし、…
ミルキークイーンと言えば茨城県産が多いですが、新潟県産のミルキークイーンも栽培時の気候、寒暖差がしっかりあるためふくよかなもっちりさ、豊かな甘みをお楽しみいただくことができます。
冷めても甘味が強くもち米のようなもっちり感を味わえることから、よくお弁当を作る方やお子様がいらっしゃる方にぴったり。
雪蔵今摺米・新之助
越後ファームがお届けする雪蔵今摺米(ゆきぐらいまずりまい)の新之助。新潟県奥阿賀で山間地特有の寒暖差を活かし、生活排水が…
新之助は2017年にデビューした新潟県の新品種。
雪蔵今摺米シリーズの新之助は、こしひかり、ミルキークイーンに比べてさっぱりした甘みとしっかりした粒感が特徴。
炊き上がりは粒がピンと立ち噛めば噛むほどお米の甘さを楽しむことができます。
雪蔵今摺米・2㎏×2種|ギフトに人気
雪蔵今摺米2kg食べ比べセット。雪蔵今摺米というスペシャルな保管方法で管理されたワンランク上の新潟県産の3品種からお好き…
贈り物にもご自宅用でも嬉しい2㎏×2個のセット。
2㎏は約13合分になるので少しの間継続して食べ比べができる量なのが人気の秘密。
こしひかり・ミルキークイーン・新之助の中からお好きな品種をお選びいただき、お好きな2種をお選びいただけます。
2㎏×2個がピッタリ入るサイズのお箱に入れてお届けいたします。
雪蔵今摺米シリーズはこちらでご購入いただけます
お米場田心直営店にてお買い求めいただくことができます。
お米場田心オンラインショップはもちろん、お米場田心は都内3店舗に直営店がございます。
自社精米工場から納品された鮮度の高いお米をお買い求めいただくことができます。
▼直営店情報はこちら
ギフトに人気の雪蔵今摺米シリーズ
雪蔵今摺米はギフトにも喜ばれるシリーズ。
贈り物で頂いたかたが、自分もこれを贈り物として贈りたい!というお問い合わせが多い雪蔵今摺米。
お味はもちろんですが、なんと言ってもお米のパッケージには珍しい黒色の袋が高級感抜群。
内祝やお礼、お中元やお歳暮などの季節の贈り物としてご利用いただくのにもぴったりです。
お米場田心では贈り物にぴったりの熨斗・ラッピングサービスが無料。 ひとつひとつを丁寧に梱包・ラッピングをし、お届けいたします。
まとめ
新潟県と言えば【魚沼】【南魚沼】【十日町】が米どころと思う方が多いですが、【奥阿賀】のお米こそ知る人ぞ知る美味しいお米。
美味しいお米が育つ条件が整う場所での栽培・収穫後の丁寧な保管方法で、最良の状態で届く絶品シリーズ。
美味しいごはんで日々の食卓に笑顔を。 食品ギフトとしてもお米はどなた様にも喜ばれること間違いないアイテムです。
お米場田心ではお電話でのお問合せも承っております。
どの品種にすれば良いか迷ったり、ギフトのことについてご不明な点等ございましたらお気軽にお問合せ下さいませ。