お米の賞味期限と保管方法
私たち日本人がほぼ毎日口にする『お米』
できれば美味しく食べたいですよね!
ここではお米の賞味期限・精米年月日・美味しくいただくための保管方法など
お米の美味しいいただき方についてご紹介いたします。
毎日ご自宅で美味しくいただくための選び方と保管のコツ
- 精米年月日で鮮度をご確認
- 1か月から2か月を目安にお召し上がりいただける量のご購入
- 購入後は密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室で保管することをおすすめいたします
お米の賞味期限
正確には法的な表示義務がなく、お米には賞味期限がありません。
賞味期限とは、美味しく食べられる目安で、お米は野菜と同じ生鮮食品なので賞味期限の表記がありませんが、温度、湿度など保管方法により酸化し、好ましくない匂いを吸収し、風味が落ちてしまいます。
それぞれの環境によって美味しくいただける期間が決まってくるのです。
精米年月日で鮮度を確認
お米に賞味期限はないですが、お米袋に印字されている日付を確認していただき、美味しくいただける期間の目安を知ることができます。
この日付は、お米が玄米から米糠を取り除き白米に精米された日付、精米時期(年月日)と言います。
お米を美味しくいただける目安は、この精米年月日より1か月から2か月程度。
一般精米・無洗米・もち米、お米袋の開封・未開封に限らず、この期間の内にお召し上がりいただくことをお勧めいたします。
特に夏の暑い時期はお早めにお召し上がりください。
とはいえ、重いお米を度々買うのも大変ですし気付いたら無くなっていた!ということもあり得ることから5kgや10kgの購入をされるかと思います。
そんなときはお米が喜ぶ保管方法で、しっかり保管しておけばお米の劣化を遅らせることができます。
お米場 田心のオンラインショップでは、ご注文いただいてから精米して発送いたしますので、いつでも新鮮なお米をお届けしております。
お米の正しい保管方法
お米は生鮮食品ということもあり、非常にデリケートな食材です。
【場所】
特に高温・多湿・直射日光を避けた場所での保管が最適。
温度は10度以下、湿度に関しても乾燥しすぎはよくないので程よい湿度も必要なのです。
お米にとって最適な環境
- 温度10度以下
- 湿度が70%前後
- 直射日光が当たらない
上記のことから、お米にとって一番いい場所は『冷蔵庫の野菜室』。
常温での保管は温度環境に左右されてしまうので、鮮度を保つことができません。
だいたい初夏(5月上旬)になると気温が上がってくるもの。
その時期からはマストで野菜室保管を推奨いたします。
野菜室に余裕がある方は、是非一年を通して野菜室での保管がおすすめです。
【容器】
お米は酸化が進んでしまうことや、野菜室の保管はお野菜の匂いがお米についてしまうこともありますので、密閉容器に入れての保管が良いでしょう。
密閉できるのであれば、瓶や袋など形状は野菜室のキャパに合わせてお選びいただいてOKです。
密閉瓶やジップロックを選択される方が多いのですが、ペットボトルでの保管もおすすめ。
お水がはいっていたペットボトルをよく乾かし、ご利用ください。
※ジュースやコーヒーが入っていたペットボトルの再利用は、お米に匂いがうつってしまうので避けましょう。
【保存方法・ここは避けてください】
- 台所のシンク下
- 床下収納
よく、米びつに入れて、台所のシンク下に保管していたら米びつに虫が湧いていた・・・などのお声をいただくことがあります。
シンク下での保管はなるべく避けていただきたいところ。
熱がこもりやすく『高温』で、水回りの配管などがあり『多湿』、風通しも悪いことからお米にとってよろしくない条件となるので気を付けていただきたいです。虫にとっては最高の環境なのです。
床下収納は湿度が80%を超えてしまうため、カビ発生の原因となります。
匂いが付きやすく、虫の発生もしやすいところでの保管は避けましょう。
お米に優しい場所で保管して、美味しいお米をお召し上がりください♪