田心通信
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【取り扱い百貨店】
日本橋三越本店と伊勢丹新宿本店のお米屋さんはお米場 田心です!
いよいよ今年も発売となりました!
『ゆうだい21』
約2年前からお米場田心では直営店にて販売をしており、大変人気をいただいている品種のひとつです。 中には『いただいて美味しすぎて、毎日食べるのに欲しい!』とお客様からお問い合わせのお電話をいただくほど。
ここでは、ゆうだい21について徹底解剖!
美味しいお米好きの方は必見です!
ゆうだい21とは、宇都宮大学の広大な農場で偶然生まれ、品評会を席巻した奇跡のお米。
1990年に、前田忠信宇都宮大学名誉教授(当時農学部教授)が農学部附属農場で偶然発見した稲穂の株を元に、20年もの年月をかけて開発し2010年に品種登録された、宇都宮大学生まれのお米です。
2010年に品種登録されてからは、日本各地で様々な生産者さんが栽培しています。
そして、毎年ゆうだい21は数多くのお米の品評会で最高賞や金賞を受賞するなど、高い評価を得ている品種なのです。
1990年、前田名誉教授はハイブリッドライスの栽培試験圃場の中に、明らかに他と異なる形状の稲穂の株を発見。
その稲穂は株が極めて大きく、雄大な姿形をしていたことから、前田名誉教授は直感的に品種としての将来性と有用性を感じ、この株を継続して選抜試験にかけることを決めました。
これが、のちのゆうだい21につながっていくのです。
品種名の由来は、宇都宮大学の別称である「U大」の「U」、農場の雄大さと稲穂が優れて「大」きいという特徴、さらには「21」世紀の主役となることを願い『ゆうだい21』と名付けられました。前田名誉教授によって試験圃場内で発見された際、その稲穂の立ち姿が雄大で美しかった事。それがすべての始まりとなったのです。
ゆうだい21の美味しさの特徴は、甘味、粘りの強さと粒の綺麗さ。
炊飯すると粒が大きく綺麗に炊き上がります。お米と言えばコシヒカリという方も多いと思いますが、ゆうだい21にも独特な旨みがあります。絶妙な歯ごたえを感じ、噛めば噛むほど甘みと弾力ある粘りを感じます。
冷めるともっちりした粘りがあるので、お弁当やおにぎりにもぴったり。
香り高い炊きたてと、冷めても美味しいもっちり弾力ある食感を是非楽しんでみてください♪
【食味性質】
おいしさ・・・★★★★★
香り・・・・・★★★★☆
粘り・・・・・★★★★★
やわらかさ・・★★★★☆
粒の大きさ・・★★★★★
(※)宇都宮大学調べ
『目指しているのは、大切な家族に心から食べさせたいと言えるお米。丈夫な体のもとになる、安全で健やかなお米を届けていきたい。』
ゆうだい21伝道師でもある阿久津政英さん。
『お米日本一コンテストinしずおか』で栃木県勢初の金賞を受賞。
『米・食味コンクール国際大会』金賞を受賞。
他にも数々のコンクールで受賞歴のある生産者さんです。
阿久津さん、実は本格的に米作りに取り組んだのは数年前から。農業一筋50年のキャリアを持つお父さんと共に美味しい米作りに挑戦しています。
阿久津さんが新しい情報を集め、お父さんが長い経験と蓄積でそれを支える理想的なチームワークでお米を育てています。
植える時期を3回に分けたり、圃場に植える株数を変えたり、お米に与える肥料の量を圃場ごとに変えたり、毎年新しいことを取り入れる阿久津さん。
丈夫な苗を育て、風通しを考えて本数や株間を調整しながらの田植え。
直接田んぼに入っての除草作業と畦の草刈り。
ひたすら手間のかかる作業の積み重ねが、安心で美味しいお米を作り上げます。
お米は夜に気温が下がったほうが美味しさの養分を吸い上げて穂に運ぶことができると言われています。
栃木県大田原は山に囲まれた土地で標高は200mなのですが、この地理的な条件が日中と夜の温度差が大きい気象条件を作り出していることも味に影響しているとのこと。近くに蛇尾川という伏流河川が流れていて、川の水を田んぼに引き込んでいるんだそう。
さらに河川敷に位置するので通常の田んぼよりもミネラルが豊富で肥沃な土壌というのが美味しいお米づくりにつながるのです。
阿久津さんとお父さんの経験を合わせながら、今までとこれからの農業をミックスさせた理想的なチームワークで育ったゆうだい21。お米場 田心では10月7日(土)より令和5年産新米の販売をスタート!
主役級のごはん『ゆだい21』を是非お召し上がりくださいませ。