田心通信
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内祝い、お返し、お祝い、お見舞い、季節の贈り物などたくさんの贈り物を贈る風習がある日本。贈り物を探すとき、『喜んでいただけるもの』『なかなか自分では買わないもの』『高級感があるもの』など様々なキーワードが思い浮かびますよね。
私は約7年、日本橋三越本店地下一階のお米売り場 お米場田心に常駐しており、様々なお客様とお話させていただいておりました。もちろん日常のお米をお求めになるお客様もいらっしゃいますが、週末は贈り物を探しに日本橋三越本店にいらっしゃる方が多かったです。
たくさんのお菓子、高級果物やお肉などの一流ブランドが並ぶ百貨店は贈り物を探すのに最適な場所!
そんなたくさんの選択肢がある百貨店の中で贈り物を探されるお客様が、最終的にお米場田心のお米を選んでくださるときに言ってくださるのが・・・
『お米を食べない日本人はいないわよね』
『お米をいただいて困る方はいらっしゃらないわよね』
『お菓子や生ものは賞味期限があるけど、お米なら食べる時期を気にしなくていいので贈られた側が負担にならなくていいわよね』
というお声。
食品の贈り物と言えば一般的にはお菓子、高級果物、高級お肉に海苔などを検討される方が多いですが、お米の贈り物はどなた様にも喜んでいただける贈り物です。
もちろんお米場田心のお米は厳選された生産者のお米を中心に取り扱っております。
インパクトのある5kgの生産者が決まっているお米を初め、1つが二合にパッキングされているお米の食べ比べができる詰め合わせなどをご用意。この1つが2合にパッキングされているお米は、ひとつひとつが窒素置換になっているので開封時まで精米したての鮮度が保たれる優れもの!
当店がおすすめするご自宅でお米を保管する方法は野菜室ですが、窒素置換されていることで常温保存でも品質を落とさずに保管できるのは嬉しいポイント。贈る方のお心遣いを感じる事が出来、いただいた方が本当に嬉しく感じる食品ギフトです。
お米場田心では日本の贈り物の特徴であるのし紙も豊富にご用意いたしております。様々な御用途にお使いいただけるお米だからこそ、贈る方に合わせたお熨斗をお選びいただくことができ、美味しいお米が素敵なギフトとして贈ることができます。
さて、贈り物にはほんの気持ちで差し上げるものから、しっかりお熨斗をかける贈り物まで様々。何となくかけることが多いのし紙ですが、そこには大切な意味が込められています。
のし紙には様々な意味があります。
現在では紙を使用していますが、昔はあわびを薄く引き伸ばした熨斗鮑 (ノシアワビ)を使用していました。
いうまでもなく、あわびは古くから貴重な食材。
あわびは身が良く伸びることから、『長寿』や『発展』を願う縁起物としても扱われていました。
昔の人は、アワビを添えることで心のこもった大切な贈り物であることを表していたのです。そんな贈る方の思いを伝えてくれる熨斗鮑ですが、当時は入手しづらいなどの難点を抱えていました。
そこで代わりに用いられるようになったのが、紅白の紙に細長い黄色の紙などを挟んだ熨斗飾り。
熨斗飾りは、熨斗鮑を簡略化したもので、その熨斗飾りをさらに簡略化したものが、現在、用いられているのし紙やのし袋ということです。
時代の流れとともに添える形は変わったものの、のし紙をかけることで贈り主の大切な思いが込められると考えられます。
ちなみにこの熨斗鮑は縁起物ということから、弔事の際に使用する『掛け紙』に熨斗鮑はつけません。
そのことから、本来は弔事ののし紙は『掛け紙』というべきところですが、現代では相称して『のし紙』と呼ばれています。
贈答品の包装には、慶弔いずれにも水引を使用します。
「水引」とは、「のし紙」の中心に飾り付けられるひも状の飾りで、結び方によって慶弔の内容が定められています。
「水引」はその贈り物が未開封であるという「封印」の意味や、「魔除け」「人と人を結び付ける」意味もあると考えられています。
慶弔とは、人生においての祝い事と悔み事の総称。
慶弔は名詞的用法で、「慶弔行事」「慶弔電報」のほか、「慶弔用の礼服」などの複合語としての使われ方もある。
水引は基本は5本まとめたものを1本としますが、結婚や結納の際は夫婦2人で1組という意味合いから10本にして使います。ご両家が合わさるという意味が込められています。
お米場田心では一般的に用いられる、蝶の羽のような形になる結び方(蝶結び)と、輪のできない結び方(結び切り)の二種類の水引を用いたのし紙をご用意。
蝶結びは、片方の水引を引くとほどけてしまい、再度容易に結ぶことができるため、そのことが何度も繰り返されてよい場合に使用。結婚祝いを除くほとんどの慶事と一般ギフトに使用されます。
(結婚祝いでも、結婚記念日などの祝い品は蝶結びにします。)
お祝い・内祝い
季節のご挨拶
感謝の日
その他の御用途
のし紙の種類 | ご用途 | 表書き | |||||||
ご贈答 | お返し | ||||||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | 表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||||||
![]() |
ご出産 | 御出産祝 | 送り主様のお苗字 又はフルネーム | 出産内祝 | お子様の名前 (一般的には名前の右横にふりがなをふります) |
||||
御祝 | 内祝 | ||||||||
御礼 | |||||||||
お子様のお祝い事 | 入園祝 | ○○内祝 | お子様の名前 | ||||||
入学祝 | 内祝 | ||||||||
卒業御礼 | 御礼 | ||||||||
その他 | 御祝 | ご昇進御祝 | 〇〇内祝 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム ・連名の場合は〇〇一同 |
|||||
御中元 | ご栄進御祝 | 内祝 | |||||||
暑中御伺 | 御就任御祝 | 御礼 | |||||||
御歳暮 | 還暦 ※61歳 | ||||||||
寒中御伺 | 古希 ※70歳 | ||||||||
こころばかり | 傘寿 ※80歳 | ||||||||
御挨拶 | 米寿 ※88歳 | ||||||||
感謝 | 卒寿 ※90歳 | ||||||||
粗品 ※目上の方へ |
紀寿 ※100歳 | ||||||||
寸志 ※目下の方へ |
新築祝 | ||||||||
松の葉 ※目下の方へ |
引越し祝 |
のし紙の種類 | |||||
![]() |
|||||
ご用途 | 表書き | ||||
ご贈答 | |||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||||
ご出産 | 御出産祝 | 送り主様のお苗字又はフルネーム | |||
御祝 | |||||
お子様のお祝い事 | 入園祝 | ||||
入学祝 | |||||
卒業御礼 | |||||
その他 | 御祝 | ご昇進御祝 | |||
御中元 | ご栄進御祝 | ||||
暑中御伺 | 御就任御祝 | ||||
御歳暮 | 還暦 ※61歳 | ||||
寒中御伺 | 古希 ※70歳 | ||||
こころばかり | 傘寿 ※80歳 | ||||
御挨拶 | 米寿 ※88歳 | ||||
感謝 | 卒寿 ※90歳 | ||||
粗品 ※目上の方へ |
紀寿 ※100歳 | ||||
寸志 ※目下の方へ |
新築祝 | ||||
松の葉 ※目下の方へ |
引越し祝 | ||||
ご用途 | 表書き | ||||
お返し | |||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||||
ご出産 | 出産内祝 | お子様の名前 (一般的には名前の右横にふりがなをふります) |
|||
内祝 | |||||
御礼 | |||||
お子様のお祝い事 | ○○内祝 | お子様の名前 | |||
内祝 | |||||
御礼 | |||||
その他 | 〇〇内祝 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム ・連名の場合は〇〇一同 |
|||
内祝 | |||||
御礼 |
一方で結び切りは、片方の水引を引いてもほどけない結び方。
再度容易に結ぶことができないため、二度と繰り返されないようにという意味が込められています。
結婚祝い (結婚記念日などを除く) と弔事の場合はすべて結び切りを使用。
病気お見舞いも結び切りとなります。
結婚のお祝い・内祝い
のし紙の種類 | ご用途 | 表書き | |||
ご贈答 | お返し | ||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | 表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||
![]() |
ご結婚 | 御結婚祝 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム ・連盟の場合は〇〇一同 |
寿 | ・ご両家のお苗字 ・ご新郎様ご新婦様のお名前(向かって右にご新郎、向かって左にご新婦のお名前をお入れください) |
御祝 | 内祝 | ||||
寿 |
のし紙の種類 | |||||
![]() |
|||||
ご用途 | 表書き | ||||
ご贈答 | |||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||||
ご結婚 | 御結婚祝 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム ・連盟の場合は〇〇一同 |
|||
御祝 | |||||
寿 | |||||
ご用途 | 表書き | ||||
お返し | |||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||||
ご結婚 | 寿 | ・ご両家のお苗字 | |||
内祝 | ・ご新郎様ご新婦様のお名前(向かって右にご新郎、向かって左にご新婦のお名前をお入れください) | ||||
お見舞い
のし紙の種類 | ご用途 | 表書き | |
ご贈答 | |||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||
![]() ※喜ばしいことではないので、のし鮑なしの結切りを使用します。 |
お見舞い | 御見舞 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム ・連盟の場合は〇〇一同 |
御伺 |
のし紙の種類 | |||||
![]() |
|||||
ご用途 | 表書き | ||||
ご贈答 | |||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||||
お見舞い | 御見舞 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム ・連盟の場合は〇〇一同 |
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御伺 |
快気祝・快気内祝い
のし紙の種類 | ご用途 | 表書き | |
お返し | |||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||
![]() ※二度とあってほしくないことなので結切りですが、病気が快方に向かっており喜ばしいことなのでのし鮑が付きます。 |
お見舞い | 快気祝 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム ・連盟の場合は〇〇一同 |
内祝 | |||
御礼 |
のし紙の種類 | |||||
![]() |
|||||
ご用途 | 表書き | ||||
お返し | |||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||||
お見舞い | 快気祝 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム | |||
内祝 | |||||
御礼 | |||||
志・御霊前・御仏前・御礼・御供
のし紙の種類 | ご用途 | 表書き | |||
ご贈答 | お返し | ||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | 表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||
![]() |
弔事 | 御供 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム ・連盟の場合は〇〇一同 |
志 | 送り主様のお苗字 |
御仏前 | 御礼 | ||||
御霊前 |
のし紙の種類 | |||||
![]() ※のしに印字する文字のお色は薄墨となります。故人を忍び涙で墨がにじむという思いが込められています。 |
|||||
ご用途 | 表書き | ||||
ご贈答 | |||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||||
弔事 | 御供 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム ・連盟の場合は〇〇一同 |
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御仏前 | |||||
御霊前 | |||||
ご用途 | 表書き | ||||
お返し | |||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||||
弔事 | 志 | 送り主様のお苗字 | |||
御礼 | |||||
志・御霊前・御仏前・御礼・御供(主に関西で使用)
のし紙の種類 | ご用途 | 表書き | |||
ご贈答 | お返し | ||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | 表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||
![]() ※のしに印字する文字のお色は薄墨となります。故人を忍び涙で墨がにじむという思いが込められています。 |
弔事 | 御供 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム ・連盟の場合は〇〇一同 |
志 | 送り主様のお苗字 |
御仏前 | 御礼 | ||||
御霊前 |
のし紙の種類 | |||||
![]() ※のしに印字する文字のお色は薄墨となります。故人を忍び涙で墨がにじむという思いが込められています。 |
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ご用途 | 表書き | ||||
ご贈答 | |||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||||
弔事 | 御供 | ・送り主様のお苗字 又はフルネーム ・連盟の場合は〇〇一同 |
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御仏前 | |||||
御霊前 | |||||
ご用途 | 表書き | ||||
お返し | |||||
表書き(のし上) | お名前(のし下) | ||||
弔事 | 志 | 送り主様のお苗字 | |||
御礼 | |||||
全国的に弔事では黒白の水引が使われますが、法事用のお供え物の水引の色は地域によって差があります。
関西では一般的に四十九日法要から黄白の水引を使用することが多いですが、関東では一周忌までは黒白を使い、黄白は三周忌以降でないと使ってはいけないとされています。
のし紙のかけ方は、内のしと外のしに分かれます。厳密なルールはありませんが、内のしと外のしは渡す状況によって使い分けていきましょう。
内のしは贈り物にのし紙をかけ、その上から包装紙で包装するかけ方です。主張を控えた贈り物をしたいときや、控えめな印象を与えたいときに適しているとされています。
一方で、外のしは贈り物を包装紙で包んだ上からのし紙をかける包装。目的などをできるだけ早く伝えたいときや、贈り物であることを強調したいときに適しているとされています。
具体的には、お中元やお歳暮のし、相手に会ってお祝いを手渡しするときや結婚祝い、出産祝い、法事などのお供えなどを贈るときに多く用いられています。よく使われる内祝いには、主張を控えつつ、内祝いを贈ることのできる内のしが適しているとされています。
最近ではお祝いのお返しとしての意味合いが強くなっている内祝いですが、もともとは身内に起きた喜びを周囲の人たちへおすそ分けするなどの意味がある内祝い。相手に起きた喜びをお祝いするための贈り物ではないので、控えめに喜びの気持ちを表現できる内のしが適していると考えられています。
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